• 再生可能エネルギーや蓄電池を活用した新たな法人向け電力販売契約(PPA)

    ニュース Dec 04, 2023

    再生可能エネルギーや蓄電池を活用した新たな法人向け電力販売契約(PPA)
           日本における太陽光発電導入容量は、2020年度の時点で世界3位となる72GW。その一方、太陽光発電の発電量や価格は、季節や天気などの自然要因に大きく影響を受ける上、日没後は発電できないため、夜間使用される電気の多くは、未だ火力由来の電源に頼っている現状だ。さらには、太陽光パネルを設置するスペースが限られることや、再エネを証明する非化石証書の価格が市場の変動により予測が困難である点など、法人による再エネの活用には様々な課題がある。        郊外で昼間に蓄電した太陽光や風力、国内バイオマスなどのベース電源に加えて、日中に太陽光によって発電された電力を蓄電池に貯め、電力需要の高まる夕方以降の時間帯に「夜間太陽光」として、オフィスビルや商業施設などに供給する新たな法人向け電力販売契約(PPA)。都市部で再エネ電源や蓄電池の設置に制約のある企業に最適なPPAサービスとなる。
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  • 中国の家庭用太陽光発電機の設備容量が1億kWを突破

    ニュース Nov 27, 2023

    中国の家庭用太陽光発電機の設備容量が1億kWを突破
      国家エネルギー局によると、今年9月末現在の中国全土の家庭用分散型太陽光発電機の設備容量が累計で 1億kWを突破し、1億500万kWに達した。これにより中国の太陽光発電の総発電設備容量が5億kWを突破し、 5億2000万kWに達した。1億500万kWは三峡発電所4つ分以上の総発電設備容量に相当する規模だ。統計に よると、中国農村部の家庭用分散型太陽光発電機設置数は累計で500万世帯以上で、それにより牽引された 有効投資は5000億元(1元は約20.8円)を超えている。   全国の今年1−9月の家庭用分散型太陽光発電機の新規設備容量は3297万7000kWで、分散型太陽光発電 新規設備容量の約半分を占め、全国の太陽光発電新規設備容量の4分の1を超え、昨年年間の家庭用太陽光 発電新規設備容量の1.3倍となった。エリア別に見ると、今年9月末現在の家庭用分散型太陽光発電累計設備 容量のトップ3は山東省、河南省、河北省で、それぞれ2488万kW、2084万kW、1666万kWの計6198万kWと なり、全国の約60%を占めている。   関係機関の予測によると、中国農村部の太陽光発電機を設置できる屋根の面積は約273億平方メートルで、 8000万世帯以上を超えており、開発の高いポテンシャルを秘めている。国家エネルギー局新エネルギー・再生 可能エネルギー司の関係責任者は、「今後は農村地域と各家庭の太陽光発電の普及活動を推進し、県全体の 屋根分散型太陽光発電の開発試行事業を秩序正しく推進し、分散型新エネルギーの発展を持続的に推進する」 と説明した。
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  • 太陽光発電供給網、中国が26年まで世界シェア8割超独占

    ニュース Nov 22, 2023

    太陽光発電供給網、中国が26年まで世界シェア8割超独占
             エネルギー調査会社ウッド・マッキンゼーは7日公表したリポートで、2026年にかけて中国が太陽光発電設備の世界シェアの8割超を独占するとの見通しを示した。今後10年間の大半で、毎年の世界需要を満たすだけの供給能力が備わる見込みだという。        アナリストによると、中国は今年、太陽光発電産業に1300億ドル超を投資し、24年には発電容量が1テラワット(TW)を超えるウエハーや太陽電池、ソーラーパネルを生産。32年まで毎年の世界需要を十分満たすことができるという。        中国による積極的な生産能力拡大の影響で、ソーラーパネルの価格は今年に入り劇的に下落してきた。米政権が後押しする国産ブームに期待する米国内の供給業者の間で、懸念が高まっている。
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  • 太陽電池の変換効率の世界記録を更新し続ける。

    ニュース Nov 15, 2023

    太陽電池の変換効率の世界記録を更新し続ける。
           10月27日シャープは従来より発電効率を高めた太陽光電池を開発したと発表した。住宅用など汎用品で使われるシリコンセルと、人工衛星などで使われる特殊な化合物のセルを組み合わせて高効率を実現した。太陽光のエネルギーを電力に変換する効率は33.66%と、複数のセルを組み合わせた太陽光電池としては世界最高だという。        製品化のメドは未定だが、電気自動車(EV)向けなどの出荷を想定する。同社は2022年6月にも世界最高の変換効率(32.65%)をうたう太陽光電池を発表していた。今回は使用するセルの素材や配置を見直し、より太陽光を効率的に電力に変換できるようにした。        中国太陽光発電企業が独自に研究開発した結晶シリコン・ペロブスカイト積層型太陽電池はその中の一つで、33.9%の変換効率で同分野の世界記録を更新した。       国際的に権威ある機関の最新の認証によると、同太陽電池のの変換効率は33.9%に達し、サウジアラビアの研究チームが達成した33.7%というこれまでの記録を更新し、世界の積層型太陽電池の最高記録になった。       隆基緑能中央研究院の技術専門家である劉江氏は、「既存の結晶シリコン太陽電池に隙間のあるペロブスカイト材料を1層重ねることで、その理論上の最大変換効率をさらに43%に高めることができる」と述べた。        変換効率は太陽光発電のポテンシャルを評価する中核指標だ。これは簡単に言えば、同じ面積で同じ日照量を受ける太陽電池により多くの電力を発電させることだ。2022年の世界の新規太陽光発電設備容量を240GWとして計算すると、変換効率が0.01%上がるだけでも発電量が毎年1億4000万kWh増えることになる。
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  • 中国現存最古の太陽光発電所は40年の歴史を持つ

    ニュース Nov 13, 2023

    中国現存最古の太陽光発電所は40年の歴史を持つ
      中国新聞網によると、甘粛自然エネルギー研究所に位置する古い発電所は、中国で現存する最古の太陽光発電所だ。同発電所は1983年に甘粛省蘭州市楡中県園子郷小岔村で完成した後、同研究所に移転され、40年の歴史を持つ。   小岔村は当時、甘粛省で最も貧しい地域の一つで、標高2600mの山間部に位置し、交通の便が非常に悪かった。1983年より前、人々は電力の供給がなかったため大豆油・灯油のランプ及びロウソクを使っていた。しかしこの年に太陽光発電所が完成し、小岔村で初めて電気が通るようになった。中国初の10kW太陽光発電所が1983年にここで完成し、現地130世帯の数千人の住民に電気と光を届けた。   今ではこの10kW太陽光発電所は40年の歳月を経て、西北地域の極寒、酷暑、砂嵐などの悪天候の試練を経て、引き続き安定的に稼働し発電を維持しており、現在も7kWの出力を保っている。   太陽光発電の発展の歴史を振り返ると、新エネルギー技術がより広く発展し応用され、特に太陽光発電技術の急速な発展により太陽光発電のコストが大幅に低下し、従来型エネルギーに代わる重要な選択肢になった。
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  • 戦争にも強い再エネの住宅用太陽光発電

    ニュース Nov 08, 2023

    戦争にも強い再エネの住宅用太陽光発電
      イスラエルによる厳しい封鎖と、激しい空爆が続くパレスチナ自治区ガザ地区。生死の間に置かれた住民たちのライフラインを辛うじて支えているのが、太陽光発電だ。同地区ではこれまでも、電力不足で、再三、停電が起きていたが、戦火の勃発で、ガス火力発電は燃料の化石燃料が制裁で途絶え、パレスチナ政府がイスラエルから購入してきた電力も完全に遮断された。そんな中で、これまで住宅の屋根等に設置した太陽光発電設備が何とか、住民にとっての生活のライフラインを支えている。   イスラエル軍の激しい空爆で、街全体が破壊される地区が続出する中で、電気も水道も途絶える中で、明かりが灯る家や、街区が細々と点在する。CHMの記事によると、ガザ市内に住む29歳のAmjad Al-Raisさんの家の屋上には、5年前に設置した太陽光発電設備が稼働中だ。地区での火力発電とイスラエルからの送電だけでは必要電力をカバーしきれないので、不足分を補うために家庭用発電機を使うところが多かったが、比較的生活に余裕のある家庭等が太陽光発電を導入してきた。   Al-Rais氏はその一人で、「太陽光パネルは、われわれの生活に非常に重要だ。戦火が勃発した現状のような状況では、制限を受けることなく、発電し続けることができるベストオプションだ」と評価している。家庭用発電機が燃料途絶で使えない現状では、太陽光発電は同地区の住民のライフラインを支える唯一のインフラとなっている。   もっとも、太陽光発電が、戦火に対して絶対的に「無敵」かというわけでもない。ガザの教師、 Sharkhさんが導入した太陽光パネル8枚のうち、3枚は、イスラエルの空爆の影響で穴が開くなどの破損状態となった。Al-Raisさんのパネルも、同様に空爆の影響で被害を受けた。だが、破損したパネルは発電不能だが、他のパネルの発電は問題ないという。分散型エネルギーの強みでもある。    世界が永遠に平和であり、戦争がないことを心から祈っている。
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  • 中国の再生可能エネルギーの設備容量が火力発電を超える。

    ニュース Nov 06, 2023

    中国の再生可能エネルギーの設備容量が火力発電を超える。
           新聞によると、今年の1~9月の全国の再生可能エネルギー新規設備容量は前年同期比93%増の1億7200万キロワットに達し、新規設備容量の76%を占めました。太陽光発電が1億2894万キロワット、風力発電が3348万キロワット、水力発電が788万キロワット、バイオマス発電が207万キロワットでした。中国の再生可能エネルギー設備容量規模は新たな突破を絶えず達成し、9月末時点の全国の再生可能エネルギー設備容量は同20%増の約13億8400万キロワットで、全国の総設備容量の49.6%を占め、火力発電の設備容量を上回っています。        1~9月の全国のエネルギー消費は持続的に伸びていました。第一陣の太陽光発電と大型風力発電基地はすべて着工し、第二陣の基地も続々着工し、第三陣の基地のプロジェクトリストが正式に発表・実施されました。田舎の風力、太陽光、洋上風力発電の発展を強力に推進しています。        1~9月の再生可能エネルギーの発電量は安定的に伸びていました。全国の再生可能エネルギー発電量は2兆700億キロワット時に達し、発電総量の31.3%を占めました。        1~8月の非化石エネルギー重点プロジェクト投資額が全国のエネルギー投資総額に占める割合は4割を超えました。太陽光発電関連の投資額は3500億元を超え、湖北省、広東省、雲南省、新疆ウイグル自治区は、投資額の前年同期比伸び率がいずれも200%を超えました。
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  • 中国の太陽光発電製品 価格低下で人気上昇

    ニュース Nov 01, 2023

    中国の太陽光発電製品 価格低下で人気上昇
      国家統計局によると、1~9月には中国からの電気乗用車、太陽電池、リチウム電池の輸出額は前年同期比で41.7%伸びました。うち太陽電池は同5.1%増でした。   昨年は太陽光発電需要の爆発的な増加、関連製品の価格高騰、販売の好調といった状況がありましたが、今年の輸出価格は落ち着いた状態に戻りつつあります。中国の太陽光発電企業はこの新たな情勢に適応するために、コスト削減や発電効率の向上に取り組んでいます。   今年は中国からの太陽光発電製品の輸出市場では若干の価格変動が見られます。年初には1ワット当たり1.8~1.9元だった部品価格は、1.2~1.3元前後です。下落幅は約30%です。その値下げの原因は、年初には1トン当たり29万元(約595万円)だった上流分野のシリコンの材料価格が8万元(約164万円)前後に下がったことです。下落幅は約70%です。   価格の下落は、海外市場の拡大にとって有利です。中東では太陽光発電パネルが農地の近くに設置され、灌漑用電力需要を満たしています。世界の多くの国では電力網が農地の近くにまで整備されていない一方で、灌漑用の電力は農業の発展にとって欠かせない要素です。価格下落によって灌漑用の電力への需要が将来的には計り知れないほど伸びると見られています。   海外では中国製太陽光発電製品の人気が高まっています。長江デルタに位置する浙江省嘉興市秀洲区にある太陽光発電関連輸出のリーディングカンパニーは今年上半期に92カ国に向けて累計14.3 ギガワット分の太陽光パネルを販売しました。現在までの受注への対応を完了するのには年末までかかるとのことです。同地の別の太陽光発電製品のメーカーは中央アジア5カ国や中東、南米向けの小規模分散型太陽光発電の関連製品を生産しています。受注が多いために、出荷に基本的に2~3週間の遅延が発生しているとのことです。
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